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第401話

噛まれた乳首がジンジンと熱を持つ。 それと同時に、既に3本もの指を銜え込んでいるアナルが疼いてしかたがない。 後孔に指を埋めたまま、ペッティングや愛撫を施され身体中が気持ち良い。 また唇を舐められ舌を絡めるいやらしいキスをした。 「すっげ良い顔。 かわい。 たまんねぇ」 「まさむねさん…」 はしたない位に媚びた声で名前を呼ぶと大人の色気たっぷりで微笑んだ。 格好良くてクラクラする。 身体を起こした長岡は邪魔そうに髪を後ろに撫で付けながら、あの目で見下ろしてきた。 「いれ、ますか…?」 「もうちょっとしたらな。 まだ足りねぇ」 まだ、と言うが長岡の下半身は膨らんでいる。 それなのにまだ我慢するというのか。 三条の方は、ずっと触って貰えなかった陰茎が体液を腹に垂らしている。 足りない、足りない、と我が儘を言いながらそれでも健気に待てを続ける。 本人に似て従順で利口だ。 ベッドに投げた温感ローションを拾い上げ、ソコに垂らす姿だけでゾクッと背中が戦慄いた。 男くさくて官能的でこんな顔を見られるからセックスは蠱惑的だ。 沼だと解っていても足を入れてしまう。 「じくじくする…」 粘度の低いそれは陰茎から腹を汚し拡がっていく。 腹筋に皮が貼り付いただけの貧相な腹に垂れたローションを塗り付けジクジクを拡げられると、今度はむず痒い様ななんとも言えない感覚が襲う。

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