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第403話
「ぁ…んん…っ」
長い間銜えていた指が抜かれもどかしさに声が漏れた。
アナルが長岡の指が抜けてしまったと世話しなくヒク付いているのを、本人はさも楽しい事の様に眺めている。
「ほんと、えっろ」
「みな…」
隠し切れないサディスティックな色と寵愛の色。
すべて見抜かされているような目に首を振るが、本当は見られたいと思っているのかもしれない。
だって、見られてから陰茎が腹を叩いている。
腹と陰茎をローションが糸を繋げているのも長岡には丸見えだ。
漸く、長岡は自分のモノにもローションを垂らし塗り付けた。
テカるソレのいやらしさと言ったらない。
欲しい…正宗さんのちんこ欲しい…
おっきいのギチギチに欲しい…
腰が揺れるのを抑えきれない。
まるで子供だ。
遠足が楽しみで待ちきれず前日にリュックを担ぎにこにこする子供となんら代わりない。
ただ、三条のは淫らな事なだけで。
犬みたいに上がる息すら隠せていない三条は早くとばかりに脚を抱え直した。
本当に従順で快楽に弱い。
準備の出来たソレで尻臀を叩かれ、もう限界だと口を開いた。
「ほしー…ください…、まさむねさん…あたま、どうにかなりそうです」
男のモノが欲しくて涙が滲む。
「あ"ッ、あ"ァ"…」
あんなに解されたと言うのに、肉壁を割り拓く陰茎に歓喜の声が漏れた。
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