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第407話

玉が重い。 下っ腹が痛重い。 射精したい。 ずっとドライでイっているが、1度も射精出来ず玉が爆発しそうだ。 溜まっている精液が熱い様な錯覚までしてくる。 「イ…イく…イか……せ、て…、」 「さっきからイってんだろ」 「だ、す…ッ、ださせっ、あっ、あ」 「イくか」 怪しい目に見下ろされる三条は駄々を捏ねる子供の様に頭を振って色んなモノから堪える。 イきたい。 だけど、イきたくない。 「あ"ッ…お"、ぐ…イ……イ…」 「触るぞ。 ほら、イけ」 パンパンに腫れた陰茎を擦られもう我慢なんて出来なかった。 頭が痺れる。 気持ち良過ぎてこわい。 イイトコロまで埋め込まれた雄に絶頂をむかえる。 背中を撓らせ、頭をシーツに押し付けながら吐精した。 「…っあ"ぁ"」 残滓を残さないとばかりに動く手は、イったばかりのソコにはきつい。 頭を振り乱して尿道に残る精液を吐き出させる。 大きな手にそれを伸ばし意思を伝えようとするかが皮膚に爪が引っ掛かるだけに終わった。 三条は涙を流しながら快感を感受するしか出来ない。

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