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第408話
「すげぇ濃いの出たな」
「ま"…、ま……さ……ま"ッ……ん"」
手のひらを翳され無意識に舌を出した三条。
その舌を汚れた指で弄ばれる背徳感に今射精したばかりの陰茎はまだ勃ったまま。
まだ足りない。
だって、長岡がまだだから。
ビクビクと射精に堪えているソコから精液が欲しい。
長岡の精液が欲しくてたまらない。
「も、ろ…してく、れ…る」
「あぁ、もっとしような」
もう自分の意思でアナルをどうこうする事が出来ない。
吸い付いて離さないとばかりに媚びを売りしゃぶっている。
欲しているのはバレているだろう。
「俺も、イきそ…。
中でイって良いか」
何度も頷くと、腰の動きが三条をイかせる動きから自分がイく為の動きへ変わった。
イイトコロを刺激するが少し違うのが解る。
どんどん男くさくなる綺麗な顔だけで、好きだと思うには充分だ。
愛されていると解る。
しあわせだ。
「はる…はる、と…っ」
掠れた声に何度も名前を呼ばれてアナルが絞まる。
こんないやらしい声で名前を呼ばれたら感じてしまう。
アナルが必死に強請る。
「は、る…っ」
長岡は目尻を染めながら数度一際強く腰を打ち付け射精した。
脈打つ縁が気持ち良い。
「は…、きもち…」
すごく色っぽいその顔。
薄く開いた口から漏れる吐息でさえ官能的。
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