442 / 1502

第442話

「あ"、あ"…っ、ぉ…」 日焼けしにくい肌を真っ赤にして足りない。 独占欲に色付いた身体を貪り食う。 「はる…遥登…、遥登」 「ぅあッ……そっ…、こ……まさ、」 自分がイく為の動きでも三条を気持ち良くさせたい。 イイトコロをガツガツ擦り上げ吐精準備を整える。 下っ腹が痛重く玉がパンパンだ。 早く出したいが、まだこの気持ち良い体内を味わっていたくもある。 清潔なにおいに汗のにおいが混じってたまらない。 涙を滲ませそれでも自分に抱き着く恋人の体内を抉り上げた。 「あ"ぐッ…、あ"、ぅん"」 奥歯を噛み締めながら、さらに数度強く打ち付ける。 やべ、 イきそ… もったいねぇ 「はる…、イく…」 尿道を駆け登る精液に背筋がぞくりとした。 「イく…、」 避妊具に精を吐き出しても身体の熱が冷めない。 それからも着衣を脱いで抱き合った。 素肌同士の触れ合いは気持ちが良い。 しっとりと汗をかく肌を舐め、マーキングを施す。 ゴムを何度も替え、ベッドに散らばらせた分は1つを残してゴミ箱の中。 三条の体内に吸収されない精液。 だけど、羞恥心を煽りに煽れたから悪いばかりでもない。 「き……ちぃ……ぁ…、まさ、さ」 「もっと、な」 息も絶え絶えで、歯の噛み合わない口から紡がれる言葉をしっかりと耳に焼き付ける。

ともだちにシェアしよう!