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第443話
「遥登、抜くから力抜いてろ」
「……ぅ、んんッ」
漸く萎えたソレをアナルから抜くとゴムが体内に残ってしまった。
「おい、締めすぎだ。
まだ足んねぇかよ」
「え…?」
「ほら、ゴムだけ銜えてる」
長岡のサイズに馴染み麻痺したのかコンドームの存在に気が付いていない。
触れる様に手を誘導し、アナルが食いし締めるゴムに触れさせるとこれでもかと身体中を真っ赤にした。
おーおー、可愛い反応して
もっかい位なら出来そうだな
「次は、生でするか?」
「あ…あの、これ…、」
「精液入ったゴムか?
これなら腹下さねぇし、暫く銜えてれば?」
「そ、んな……」
とろんとした顔でどこか嬉しそうにする三条なら、長岡の言った事をきちんと実行するだろう。
きちんと…いや、きちんとより喜んでの方が正しいだろうな。
困った様な顔はしているが、嫌そうな顔ではない。
でも目を泳がせ、どうしたら良いのかと手を手をさ迷わせているし、それはまた今度にしよう。
口から精液が垂れないよう引き抜いた。
もどかしそうな声と共に取り出されたゴムを目の前に見せるとくりくりした目が好奇心にこちらを見る。
「回数出したのに濃いの出たな」
自分のだと解っていても、濃いのが出たもんだ。
若い三条にも負けず劣らずの量もあるし、まだまだヤれる。
顔は他所を向きながらも興味はあるのかバレない様にチラチラ見てくる辺り、三条らしい。
「飲むか?」
「……っ!?」
好奇心は猫をも殺すと言うが、本気で飲みたそうな顔をする三条にその欲をグっと抑えた。
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