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第461話

何度も唇をくっ付けた。 舌も、手も絡めた。 もっと恥ずかしがる可愛い顔が見たくて。 もっと独占したくて。 「恥ずかし…です…」 「気持ちくねぇ?」 「狡いです…」 「どっち? 言ってくれよ」 どちらのものか分からない唾液で濡れた唇を親指で拭いながら問うと三条はぽわぽわと空気を甘くさせながら小さな声で答えてくれた。 「きもちいです」 満足のいく返答に自然と広角が上がる。 それに加え、三条が唇をなぞる指を食んできた。 もうニヤニヤするのが抑えられなくて当然だろ。 「やぁらし」 ゆっくりとラグに押し倒し細い脚の間に身体を割り込ませると緩く勃起していて三条も熱を燻らせているのが分かった。 そりゃ自分から指を噛んできてスイッチが入っていない筈がないか。 服の裾から手を侵入させながまた唇を味わう。 上唇を食んだり、吸ったり、舌をぬるぬる絡めたり。 臍を爪先で掻くと可愛い反応をするからもう止めらんねぇ。

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