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第487話

こんな綺麗な人に足を舐められるなんて倒錯しているのに興奮している。 その証拠に陰茎は勃起していた。 長岡も気が付いているだろう。 恥ずかしくて心臓痛い… こんな事されて、興奮してるとか変態だ… 腕で顔を覆い隠して羞恥に耐えていると、ふいにその腕を剥がされた。 「…っ!」 きっと変な顔をしている。 それなのに長岡は嬉しそうな顔をするから、三条も見たいと思ってしまう。 毒された身体は見られて嬉しいと思っているのかも。 つい今まで人の足を舐めていたとは到底思えない顔で顎を擽ってきた。 「おれも、な、舐めたい、です…」 「えっち」 「……正宗さんだけ、狡いです」 「んー。 んじゃ、お願いしようかな」 完全勃起していないのに大きくなった陰茎。 自分にはない陰毛もいやらしい。 生唾を飲み込む音が大きく響いた気がした。 「ソコかよ」 「いた、だきます」 身を屈めた三条に長岡は少し驚いた様だったが、すぐに頭を撫でてきた。 耳縁もなぞったり意地悪は続けるらしい。 まずは先っぽ。 一緒に風呂に入ったのに男の味がする。 そろそろと舌を伸ばし、カリ裏竿と下げていく。 ベッドに座る長岡の股に頭を埋めしゃぶる。 玉も弄るのを忘れない。 長岡がする様に、だけど長岡が好きな様に舌を這わせていく。 「髪が擽ってぇ」 夢中で奉仕していると下腹部に頭を押し付けていたらしい。 色っぽい空気を纏う恋人が欲しくて腰が揺れていたのにも漸く気が付いた。 ジクジクとアナルが疼く。 長岡のが欲しくてたまらない。

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