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第500話
長岡の寝室は三条の矯声とベッド軋み、いやらしい雄のにおいでいっぱい。
時々漏れる長岡の掠れた声もいやらしく、顎のラインを伝う汗がすごく色っぽく見える。
汗も乱れた髪もそれを彩るだけ。
「あ"ぁッ……、ひ、ぐ…ぅ…」
長岡が射精する為に動き始めた。
イイトコロを無遠慮に擦り上げ無遠慮に突き上げる。
揺さぶられる身体はその力に負け上へと位置をズラすが、すぐに引き寄せられまた奥を穿たれる。
「は、…イきそ」
「あ"ッ…ぐ……、ぅ、あ…ア……」
「出しても、良いか」
「あ"、…あ"……」
回した脚を支えに腰を淫らに動した。
「……はる、と」
アツいのください
腹いっぱい欲しい
「はる……ッ」
アツく脈打つ陰茎から同じだけアツい精液が吐き出された。
男に侵食される喜びを恋人は知らない。
愛しい恋人の白濁に体内からも犯される。
こんなにしあわせで気持ち良くて嬉しい事はない。
全部残らず吸収したいが、この身体はそれを許されていない。
性というちっぽけな区別は惨い。
ただ、恋人をあり余す事なく欲しているだけなのに。
「…は、…」
長岡の声にまたアナルがヒク付いた。
ナカを味わう様な腰の動きをされ、火のついた身体はもっとを求める。
もっと長岡とセックスがしたい。
もっと長岡の精液が欲しい。
もっと長岡のにおいを付けて欲しい。
身体を揺すり奥まで精液を流し込んだ。
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