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第548話

腹の掃除をして脱衣場の扉を開けると、その場に長岡がいた。 「っ!」 この寒い廊下にいつから居たのか読んでいた単行本を閉じ、三条の肩を押して入室してきた。 元々自分より体温が低い事に加え、湯上がりのせいで冷たく感じるが本当はどうなのだろう。 というか、さっきまでセックスの準備をしていたので気恥ずかしい。 音とか、声とか漏れてなかったか。 「あの、トイレですか…? 占領してすみませ…」 手に持っていた本をさっきまで自分の服を置いていた洗濯機の上に置くと、抱き締めながら壁側へと誘導される。 転ばない様に手を後ろにやり、とんっと触れた洗面台にもう後ろがない事を知った。 キョドる三条を横目に長岡は頬にキスをする。 「待てねぇから来た」 「え、ここで…」 スルスルとボトムスの中へと侵入してきた。 若さでしっとりとすべる肌を撫で回すようケツを揉む。 「部屋じゃないんですか…。 あの…、」 その間に指を1本滑り込ませるとトンッとアナルをつつかれた。 シャワ浣と自分で軽く解したソコはその指を食みたいとばかりにヒク付く。 「準備、上手くなったよな。 教えた事をなんでも上手く取り込むのはすげぇけど、ちょっとつまんねぇ」 洗面台に隠してあるローションボトルを手にしながら長岡はそう言った

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