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第557話
作業台の上で交わり、そこを掃除する事もせず今度はソファ。
いつものように膝を跨がされ対面座位で3ラウンド目。
炊事場ではドライでイけたからなんとか身体は持つが体力は僅か。
首にしがみ付いて身体を支えている状態だ。
噛み痕、キスマークとマーキングをつけられ自分で見ても恥ずかしい身体に長岡は笑みを深める。
「あっ、あッ……あ、…」
「やっべぇ、きもちい…」
明るい内から身体を晒す恥ずかしさも、セックスの気持ち良さに溺れスイッチの入った三条にはスパイスになる。
下から腰を押し付けられると、逃げそうになる薄い腰を捕まえられ逃げる事は許されない。
「ひぅっ…あ……はら、が……」
「あぁ、うっすいから分かりそうだな」
腹筋に薄い肉と皮が貼り付いただけの腹。
アナルを突く陰茎の形が分かりそうだと揶揄される。
そんな事を言われたって長岡のが大きいのも一因じゃないか。
こんな、身長に見合った大きなモノ、凶悪と例えるのがぴったりだ。
そんなモノで腹を穿たれれば形が分かりそうなのだって頷けるだろ。
「ぃ゙…ッ、あ…っ、は、ら……、やぶれ…ぅっ、ア…っ、あっ」
「ちゃんとしがみ付いてろよ。
落ちんな」
「まっ、ま゙……ッ、」
酸素が、足りなくなってきた。
頭がビリビリする。
足の指がソファを掻いても快感は止まない。
貧相な身体では受け止め切れない。
ぎゅぅぅっとキツくしがみ付く身体を震わせ、幾度目かの絶頂に身を投じた。
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