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第662話

水道のハンドルを上げると水がシンクを叩く。 くっそ濃いの出たな やっぱ、遥登の若さにつられんだよな しかもすげぇ気持ちかったし 台所で手を洗いながらも三条の事ばかり考えてしまう。 ストレスをどれ程感じているか心配だった。 若者が…と毎日の様に聞き、流石の長岡も疲弊している。 ただ、笑っていて欲しい。 それだけの願いは贅沢な事なのだろうか。 自慰だろうと少しでもストレス発散してくれていればと思ったが、やはり家族のいる自宅では十分に出来ないらしい。 自分も実家では欲のままに処理出来なかったのを思い出す。 でも、まさか本当に連絡してくれるとはな 素直っつぅか遥登らしい 腰を浮かせ、アナルを見せ付ける姿は扇情的でいやらしかった。 指を2本銜えながらとろとろの顔で此方を見てきた恋人。 リモートではなかったら、ガツガツ貪っていただろう。 泣いても止められなかった自信がある。 自分のコートをおかずにしてんだぞ。 んなの、やめられるかって。 あー… それにしても、すっげぇ可愛かった 暫く思い出すだけでイける えろかったなぁ なにはともあれ、少しはすっきりしてストレスが減ってくれれば何よりだ。

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