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第733話

乳首に犬歯をたてると、恋人は目に涙を浮かべながら陰茎を震わせる。 まるで犬のようだ。 その可愛い事と言ったらない。 「遥登、きもちいな」 『ん……、きもち…です』 「どっちの乳首噛まれてるの想像してんだ?」 「そ……れ、は……」 「うん?」 水分量を多くした目がまっすぐカメラを捉えた。 『…………ひ、だり』 そうか。 左の乳首の方が感じるのか。 まさかオナりながら乳首弄ってんのか…? いや、遥登の場合ちんこよりケツか ケツ弄って乳首も弄って…えっろ 長岡の手も止まらない。 三条を言葉で辱しめ、可愛い反応をされ、満悦の症状で陰茎を擦りあう。 セックス出来ないもどかしさを忘れ、相手とオナニーを見せ合っていた。 やっべぇな もうガチガチになってる 自分のモノも勃起し先走りが滲む。 やっぱり、恋人が若いとつられて性欲の回復が早い。 イヤホンから聴こえてくる押し殺した声もそれを助けるだけ。 『…、ハァ…ハ……まさ、むねさ……』 くっそ可愛い… ブチ込みてぇ 『まさ…さ』 甘い声で何度も名前を呼ばれ、ごくりと唾液を飲み込んだ。 理性を刺激されたお礼はしなきゃな。 「遥登、俺のも見てくれるか」 『ぇ…』 下着から取り出したソレをカメラに晒し見せ付ける。 ガチガチに勃起し、その根元に生える陰毛までしっかりと収めた。 『おっきい…』 「はは、おっきいか。 遥登見てたら興奮しちまった」 恥ずかしそうな顔がそそる。 恥ずかしいのに目が離せないらしい。 わざと根本を擦れば媚を含んだ吐息が漏れる。 素直な反応に、長岡の笑みは深くなるばかりだ。

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