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第734話

先走りを亀頭に塗り込めながら三条のスイッチを上げていく。 こんな事で…と思うだろうが頭の良い三条は想像力も豊かで既に熟れている。 だけど、もっとだ。 まだ前戯だろ。 「これを遥登の口に突っ込むときもちいんだよな。 口ん中まで子供体温であっちぃの」 『……ん、ん』 「それから、上顎ごりごり抉りてぇ」 頭を押さえ付け上顎に亀頭を擦り付ける。 ついでとばかりに喉奥を突けば苦しそうな声を漏らしつつ三条の陰茎は痛い程立ち上って先走りを垂らす。 苦しい筈なのに興奮するなんて本当にマゾヒストの気が強い子だ。 その証拠に、頭を振ってもその顔は嫌がっていない。 「想像しろって」 『かん……か、んじちゃう…』 「だからしろって言ってんだろ。 可愛い顔見せてくれよ」 漏れた吐息のアツさがイヤホン越しでも伝わってきた。 その熱すら想像し上下に扱く。 学習能力の高い頭はどこまで想像しているだろうか。 無理矢理押さえ付けられ喉奥に直接射精させられる瞬間までか。 それとも、その後までか。 『い……い…く…っ』 ゾクゾクする。 本当にこの子は魔性だ。 『んんッ、……ハ…い、き…まっ、』 「手ぇ離せ」 絶頂間近だと言うのに素直に手を止め無情だと睫毛を濡らす。 その顔の淫らなこと。 笑った顔もよく似合うが、この顔もさせたくなる。 『な…な…んで……』 「なんで? 俺が楽しいから」

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