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第740話

スイッチを入れて良いと言えば素直に従い、声を殺しながらも、快感に顔を歪める。 見ているだけで気持ち良いと分かる。 「きもちいなぁ」 『ん、……ん…きもち…すご……い…』 タオルのせいで声は小さいがそれでも気持ち良いと分かる声に、口角が上がってしまう。 それどころか、乳首も…触っても良いですか…?と強請られれば笑みが溢れて当たり前だろ。 『まさっ…さ……』 可愛い遥登。 もっと快楽に溺れさせたい。 欲に塗れたって汚れやしないんだから、もっともっと淫らにしたい。 酷い性癖だ。 死んでも直らないと自負している。 それでも、愛してくれてるんだから凄い子だ。 「良いよ。 弄りな」 『ん……ん゙ン゙っ』 「乳首も気持ち良いか?」 乳首を捻りながら何度も頷き目線をくれる。 人の目を真っ直ぐに見て話をする子だが、こんな時でもそれをするんだ。 綺麗な目玉が色欲の色で満ちても澄んでいる。 「痛い位が好きだろ。 ほら、力入れて捻ってみればどうだ」 頷くのとどっちが早かっただろうか。 M字に開いていた脚、その膝頭がくっ付いた。 食い気味の反応の早さに三条が焦れているのが分かる。 すりすりと擦り合ったって快感が逃げる訳じゃないのは本人だって分かっている筈だ。 それでもそうしないと声が漏れてしまうんだろう。 『ぁ……ハァ…、ん……』

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