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第741話

『まさ、さ……のの…しって……ん、く…くだ、さ……』 「罵って?」 『……ひどいこと、いわれたい……』 「なんで?」 玉がパンパンになっているのが見える。 先程もイキそこね、射精したくてたまらないだろう。 同じ男だ。 痛い程よく分かる。 分かっていてしている。 『……イきたい…イきたいです……正宗さん』 「イけよ。 遥登イくの上手じゃねぇか」 どんなに焦れていても“それ”を望んでいるのなら、してやらなきゃな。 「早くみせてくれよ。 腰降って潮まで吹いてさ、いつもみたいなえっろいイき方してみせろよ」 頭を揺ってみせていても、目はとろんと蕩けている。 こんな事をされたいだなんて数年前の三条なら考えられなかった。 しかも、自分がこんなに淫らにしたってのが独占欲を満たしてくれる。 本当、可愛い恋人だ。 「乳首噛まれると身体跳ねさせて喜ぶくせに、なにがイけねぇだ。 嘘吐くんじゃねぇよ、淫乱」 三条の背中がずるずると下がっていくと、ケツが近付いてきた。 シーツがずれてそうなっているのだろう。 乱れた寝具のいやらしさもそうだが、なんと言っても色気がすごい。 普段とセックスの時のギャップ、すげぇよな あーあー、気持ち良さそうな顔して 『……ハッ……ハァ…ぁ…ハァ』 「息上がってきたけどどうした。 ケツが気持ちいのか? 乳首が気持ちいのか? ん?」 腰をくねらせ乳首をキツく摘み快感をその細い身体に受ける三条に、陰茎が痛んだ。

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