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第874話

『まさむね、さ…』 「ローター入れな。 遥登の気持ち良さそうな顔が見てぇから好きな様に動かして良いぞ」 それなのに三条は首否した。 今にもセックスをしたいとばかりにケツをヒク付かせているのにだ。 その顔を見ればどれだけ焦れているかも分かる。 「欲しいんだろ?」 『……だって、』 タオルで口を覆っていたので普段より顔を赤くして強請るような声を出す。 しっかりと男の声なのに甘くて耳が溶けそうに気持ちが良い声。 『た、りない…です、』 …… 『太いの……が、…いい……』 これはやばい。 『正宗さんのが…いい…』 あ゙ー、くっそ 突込みてぇ…… 目にかかる邪魔な髪の毛を後ろに撫で付け、イライラする陰茎を強く握った。 「マジでディルドやるよ。 でも、家族に見付かんなよ」 三条の口角が僅かに上がった。 末恐ろしいとは思っていたが、また一段と淫らな表情をするようになって。 たかだか20歳でどんな色気だ。 会えていたら手加減出来ず抱き潰しているだろう。 ちんこがイライラしてしかたがねぇ 「俺のと同じ位のサイズな」 頷く三条に更に言葉を続けた。 「今日は自分の指とローターで我慢してくれるか。 ほら、指舐めて入れてみ」

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