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第879話
「あーあ、想像だけでイったのかよ。
とんだ淫乱だな」
甘イキの気持ち良さに酔ったような表情をする恋人を口では責めるが、人の事を言えた立場ではない。
見事にガチガチになった陰茎を扱く手が止まらない。
恋人のオナニーを見ているだけで、いつもよりガチガチになっている。
それに気持ち良い。
だけど、責められどこか嬉しそうな顔をする恋人を甘やかす事も含め口から言葉が出ていく。
「下っ腹んとこ、痙攣してねぇか。
どんだけ好きなんだよ」
『ごめん、なさ…』
「やらし」
それでもアナルに指を突込み自慰をする事を止められないでいる。
色に溺れる恋人はとても蠱惑的だ。
本当なら自分がぐちゃくちゃにしたいのだが。
早く抱きたい。
抱き潰したい。
淫らな成長をこの目で直接見たい。
「やべ、もうイきそうだ」
『…ほし、い……』
語尾の掠れに、三条はまたイきそうになっていた。
「ぶっかけてぇな」
体液が空気と混ざりぐちぐちと粘着質な音をたてる。
そして、それは2つ重なる。
「あー、イきそ」
『かけ、…ぅ……か、けて』
玉の中を精液がぐるぐると駆け巡る。
それが尿道を駆け上がり、タブレットを汚した。
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