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第881話

脚をもっと開いた。 乳首だけではなく、陰茎もアナルもカメラに晒して股を開いて破廉恥だ。 それなのに陰茎は先から体液を垂らし、興奮している。 ……まるで変態だ そうは思うが身体は恋人に従っていく。 『この前、俺にしゃぶられたの思い出せよ。 車の中で舐められてイってたろ』 あの雨の日。 発展場で、久し振りに長岡に触れられたんだ。 陰茎を舐められ吐精までして。 気持ち良かった。 あんな場所なのにとても気持ち良かった。 知らず知らずのうちに目がとろんと蕩けた。 『会えなくても綺麗に処理してさ。 本当に良い子だな』 突き刺したままの指をアナルが吸う。 言葉だけで感じてしまう。 たまらない。 セックスの甘さが口の中に蘇る。 『癖になった?』 頷いた。 『えっち好きだもんな』 これも頷いた。 『素直だな。 そうだ。 ローターの震動上げな。 どうせ中位で止めてて足りないだろ』 タオルを噛んでいても吐息がアツくなるのが分かった。 期待にアナルがよりローターを締め付けて、腹の奥がジクジクする。 これを納められるのは長岡だけだと解っていても、代わりの己の指と玩具が今の頼りだ。 タオルを押さえる手を電源へと伸ばして、上のボタンを数度押す。 「ん、ん……ぅッ」 更にもう1度押して強い甘さに身体を震わせた。 「まさ、さ…、き……もち」 『きもちいか』 「とけ…ぅ、……と、け……」

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