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第929話
帰宅し、シャワーを済ませベッドに寝転ぶとどっと疲れが身体を支配する。
それに疲れて勃起している。
オナんのもめんどくせぇ…
かといってこのままも気持ち悪い。
疲れマラなんて教育実習の時ぶりだ。
クラスを受け持った時にはなかったのに、それほど疲弊しているか。
身体は疲弊しているの、下半身だけは元気。
種を残そうと身体が機能している…って事はそれほどヤバかったんだろうと笑えた筈が、三条と会えなくなり仕事も忙しさを増しこれだ。
三条から借りた服を手繰り寄せスマホの中からいやらしい物を漁ると、下着をズリ下げ陰茎に触れる。
簡単に処理しようと思ったが、どうせなら気持ち良く抜きたい。
『ぁっ、あ…、ぁ………』
揺すぶられる細い身体。
真っ白な喉を晒し、蕩けた顔を見せてくれるのは愛おしい恋人。
『まさ……ッ…ぎ…ち………きも、ち………』
陰茎を擦る手に僅かに力を入れる。
三条のアナルは幾度となく雄を食み縦に割れたが、締め付けはキツく絶頂を迎える瞬間は痛い位だ。
感じ過ぎ泣きだすと腹に力が入るせいか奥が吸い付くし、その顔だけでも興奮する。
『ま゙…っ』
「はる……遥登……」
愛おしい恋人。
愛おしい、遥登。
もうどれ程の時間、肌を重ねていない。
あの子供体温も清潔なにおいもすぐに思い出せるのに、思い出せるだけだ。
三条の大切な家族を、三条と同じだけ大切にしたい。
それも2歳にも満たない幼児がいる家庭だ。
それに、セックスをした後に感染が確認されれば、あの子は自分と性行為をした事を言わなければならなくなる。
令和の時代だ。
同性同士と付き合っていても以前より特別な事ではないが三条のご両親はなんと思う。
元担任と付き合っているなんて言えるか。
身体の関係があると、あの子の口から言わすのか。
そんな事、出来やしない。
「はると…」
『ま、……まさ…っ、さ』
ティッシュを数枚引き抜くと先に宛がい更に数度強く扱いた。
『ま……ぁ…まさ………』
あ゙ー、トイレで抜きゃ良かった…
動くの面倒くせぇ……
頭はすっきりしたが、どこか物足りない。
早く週末になれ。
遥登が足りない。
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