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第1015話

乱れた服を直されるのが恥ずかしくて、そわそわしてしまう。 下着の中のポジションまで直されそうで慌てて手首を掴んだ。 それは流石に羞恥心という言葉で片付けられる問題ではない。 長岡には羞恥心はないのか。 いや、こんなに綺麗な顔で身長も高く、多くの人にジロジロ見られてきた事がそれを磨り減らしたのか。 そんな事を考えていると漸く呼吸が整ってきた。 「髪も直してやりてぇけど、こんなだし悪いな」 先走りが絡んだ手を目の前に晒され目を見開いたが、すぐに腰を上げてその手を掴んだ。 「お…?」 恥ずかしい。 すごく恥ずかしいのに、あの現実によく似た夢が背中を押す。 自由に会えなくて寂しかった。 恋しかった。 こんな風に沢山触れたかった。 気持ちがどんどん溢れ出す。 ぺろっと舌を伸ばすと長岡の笑みが深いものへと変わった。 その瞬間のいやらしさと言ったらない。 こんな人が教師だなんて保護者が知ったらどんな顔をするんだろうな。 俺だけが知ってたいから教えてやらないけど。 「おいし?」 「……正宗さんの、指だから」 「遥登のも濃くて美味いだろ」 くつくつと喉の奥で笑われ、今吐き出したばかりのソコがまた勃ちそうになるがそれには知らん顔をした。 久し振りの指フェラだ。 べ、と出して舌で指の又まで綺麗に舐めとる。 自分のなんて青臭く美味しくない筈なのに、それが長岡の指だと舌が動くから不思議だ。 「あーぁ、ほんとやべぇな」

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