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第1028話
「パンツも脱ぐか」
「まってください、その前に……正宗さんも…脱いでください…」
すっかり脹れているソコを晒したまま脱がせるのも恥ずかしいので、たまには先に脱いで貰おうと必死に言葉を紡いだ。
恋人はそれに対し、二つ返事を返してくる。
なんでこんなに余裕があるんだろう。
経験値の差は否めないが、それにしてもちょっと悔しい。
「分かった。
…ん?
どうした」
「お、れが…」
服の裾を握り皺が寄ってしまうが、長岡は嬉しそうにするだけ。
本当に恋人には甘い。
付き合ってからの方がどろどろに甘い。
シャツを捲し上げると、綺麗に割れた腹筋が露になった。
相変わらず、鼠径部もエグい。
こんな綺麗な顔でこの身体はえろ過ぎる。
目に毒とはこの事だ。
だけど、同時に保養にもなる。
薬にも毒にもなる、の方が言い得て妙だ。
襟刳りが頭を抜けると乱れた髪が色っぽさを何十倍にも増幅させ、色気駄々漏れで困る。
さっきから下っ腹が……その……。
「し、したも…します」
浣腸の最中、捲ってはいたが濡れたボトムスを引き抜いた。
脱いだ着衣を畳もうとした手をとられ、その力強さにドキッとする。
同性とセックスをするんだと改めて思い知らさせる。
だけど、それが嫌じゃない。
「遥登がやらしいから、もうこんなだ。
余裕なくて格好悪いか?」
「…う、れし」
「じゃあ、次は遥登の番」
ウエストゴムに指がかかると、すぐにパチンッとゴムが肌を打った。
俺より正宗さんの方が断然やらしい…
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