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第1048話

キスに酔っていると長岡が動き出した。 頭の横に着いていた腕が動き、そっと身体に触れた。 そのままスーッと動かし胸から臍へとおりていく。 ただおりていくだけだ。 指の腹が皮膚をなぞるだけ。 なのにゾワッと快感が拡がっていく。 「ん…ぅ……ぁ」 「えっちぃ声」 「だ……て…ッ」 まだ絶頂の余韻が残っているからだ。 臍から無毛のソコをなぞり、カウパーを垂らす陰茎に触れられる。 ぶわっと甘い痺れが全身に拡がった。 猫が毛を逆立てるように全身に走るそれに目をキツく瞑った。 「…ぅっ、あ…ッ」 「んー?」 「ま…っさ…さ…」 パンパンに膨らんだ玉を揉まれ目の前がチカチカする。 射精していないソコはパンパンになり、尿道を駆け上がろうと動き出す。 射精は尿意と異なり、我慢が効きにくい。 本能なんだと思い知らされるようだ。 「きっつ…。 締めすぎ」 「だっ……そこっ、」 「俺の食い千切る気かよ」 悪戯っぽく言われ、かぁっと頬が熱くなる。 そんなに締めている意識はない。 だが、そう言われてしまうと逆に意識をしてしまう。 「漏らしても良いからな」 「え、もら…ッ、まっ、あっ、あ」 突然竿を握られたかと思うと大きな手が上下する。 いきなりの刺激に足の指を丸めて声を殺そうとするのだが、一度イった身体には快感が過ぎる。 「はやっ、はやい……ぅ、あ、」

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