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第1194話

擦られる内腿まで感じてしまっている。 気持ち良い。 アツいのが股の間を擦っていく。 それから玉を擦り、触れ合うところが敏感になったみたいだ。 皮膚をなぞられるだけでも気持ち良くなれる自信がある。 ほ、しい… もう、……うなずき、そ……… 圧迫オナニーは駄目と言ったのは長岡なのに床に擦り付けたら気持ち良いんじゃないかと思うような行為をしてくる。 もっと色に溺れたい。 長岡で溺れたい。 「……ふ、…ふ、あり……なのに…っん…、あっ、」 「だからだ。 俺に守らせてくれ」 いつも守ってもらってばかり。 いつも守られてばかり。 色に塗れる頭でも、そんなのは嫌だとはっきり思う。 頭がクラクラする。 「あ゙…」 ナカに仕込んだローションを、とぷ…と溢れ出した。 腹に力を入れて三条自らの意思で。 はしたない行為に頭が沸騰しそうだ。 淫らだ。 あさましい。 みっともなく欲に溺れ、色を強請る。 動物みたいな行為を、世界で1番大好きな人に見せる。 これでも犯してくれませんか、と。 「……煽んなって、」 「も、…まさ、…」 それなのに、三条はとうとう泣き出してしまった。 泣いて強請るなんて子供みたいだ。 涙を止めようとするのに、止まってくれなくてシーツが湿っていく。 こんなやり方、絶対にしたくないのに。 泣き脅しなんて卑怯だ。 「遥登…」 そこまでして男が欲しいなんて、とんだ淫乱だ。 だけど、淫乱で良い。 変態で良い。 それで良いから長岡のが欲しい。 顔の横に手をつかれ、ベッドが軋んだ。 顔を上げる間もなく後孔にアツいモノが宛がわれた。 「入んぞ。 力むな。 力抜いてろ」

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