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第1203話
動物のようなセックスに溺れる三条は目の前にチラつく絶頂に必死で抗っていた。
「………、いき…っ、…い゛…いき…ハァ、あ、…あ゛」
樽型の竿がアナルを内側からミチミチに満たす事で前立腺も気持ちが良い。
好きな人で満たされるしあわせ。
長岡にも教えたい程の快感に額をシーツに擦り付けた。
あと少しの刺激でイケそうだ。
だけど、イってしまったらきっとここで終わりにされてしまう。
例え長岡自信がイかなくても良いと頭を撫でてくるはすだ。
それだけは…と思うのに、快感の受け取り方を覚えた身体はあさましくもそれを貪る。
「……あ゛っ」
腰を抱え直され、イかせる動きに変わった。
ついていた足の指で身体を支えようと突っ張るが、上手くいかない。
激しい律動に滑ってしまう。
貧相な身体では抗え切れない。
イってしまう。
「はっ、…いく…っ、いき…イっ、」
「イけ……ほら、イけ」
「ぐ…ぅ……、ハッ………イ、……く……」
シーツを思いきり引き寄せながら身体を跳ねさせた。
「あ゙…っ、ぐ…………」
頭が痺れるようなこの快感。
腰から拡がる甘さ。
すべてが気持ちが良い。
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