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第1208話
「…は、……ハァ…っ、」
今度はお互いにオナニーを見せ合う。
予定外の行為だが、恋人のお強請りはなんでもきいてやりたい。
まして、我慢ばかりする三条の強請りときたら殊更だ。
ベッドに横になりながらなら三条の身体はまだ楽だろう。
心配になるほど自分に甘い子は脚を拡げて、あられもない姿で自身の陰茎を扱いている。
細い指を汚すカウパーがまたいやらしくて長岡も自身のモノを扱く手が止まらない。
「……イ、き…そ、です」
「俺も。
遥登も俺にぶっかけな」
期待が隠せない声でそう言えば、三条の素肌がより赤くなる。
陰茎も血液を蓄えて真っ赤だ。
色白がコンプレックスだと本人は言うが、こうして興奮や羞恥を隠す事なく伝えてくれるのがとても愛おしいと思う。
本人は羞恥心が高く言葉にするのが苦手だから。
まぁ、頑張って言葉にしてくれるのも大変興奮するのだが。
「…ぅ…、ん……」
「あー、えっろ…」
アナルがヒク付き、玉がきゅーっと上がる。
射精すると分かるその1つひとつをマジマジと見下ろしながら、自分のモノを扱く手を早めていった。
「…ぁ」
ピュクッと最初のそれが溢れると長岡は自分にかかるよう三条の手を掴んだ。
三条は一瞬とても驚いた顔をしたが、すぐ射精の気持ち良さに目を閉じてしまう。
無防備に晒される首や、ヘコヘコと上下する腹。
きゅーっと気持ち良さそうに締まるアナル。
写真に収めたいが、それより今はもうイきそうだ。
「出る…イく……」
生暖かいソレが腹を伝う感覚に長岡も恋人の腹に向かってぶっかけた。
何度経験しても三条を汚すのは興奮する。
俺のだとばかりの白色がまた加虐心を擽る。
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