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第1248話
「んー、どうしっかなぁ」
触っても良いと言えば嬉しそうな顔が見られるのだろう。
だが、それでは面白くない
折角焦れた三条が見られているのだからもう少し楽しまないと勿体ない。
このまま焦らし続けたら泣くだろうか。
それとも自ら触るだろうか。
いや、後者はないか。
真面目な三条が、許しなしに触るとは思えない。
にぃっと口角が上がるのを隠せない。
指を舐めただけでこの反応だ。
たから、やめられない。
『触っちゃ、駄目…ですか』
「もっと我慢したら、もっと気持ち良いかもよ」
『もっと……?』
「そう。
もっと」
サラサラした髪の隙間から真っ赤な耳が見えた。
腰が勝手に動くのだろう。
一見性欲の薄そうな三条も、性欲盛んな大学生だ。
ま、淫らな事にも好奇心旺盛なのは自分だけが知っていれば良い事だが。
「乳首、ちょっと弄ってみっか」
この瞬間の顔もか。
良いんですか…?と口では言いながらも、その表情はもう蕩けている。
頭が良い分、再現度も高くより精度の高い再現が出来ているのだろう。
本当に三条は愛おしい。
「引っ張ったり、捻ったり。
そうだ。
上手だな」
『は…ぁ……っ、』
「痛かったら加減してな」
聴いているのかいないのか、ぐいーっと引っ張り乳首が赤くなっていた。
痛みさえ快感に変換出来ている。
息遣いまで気持ち良さそうだ。
マゾヒストというのは本当にすごいと感心する。
「痛くはねぇみたいだな」
『ん、きもち……』
カメラには映らない胸から下、その下腹部は三条と同じ様に勃っていた。
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