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第1250話
恥じらいを残しつつ乱れていくのが良い。
三条との淫らな行為の醍醐味だ。
「どうしたい?」
いや、言葉が違う。
「俺に、どうされたい」
『正宗さんに…』
まるで魔法にかかったように三条は口を開く。
言葉というのは面白く、言葉の使い方1つで印象が変わる。
聴き方1つで素直になれる。
『正宗さんに、いじめ…られたい、です』
「いじめて欲しいのか」
『酷く、された…い……』
喉の奥から殺しきれない笑いがクッと漏れた。
いじめられたい。
酷くされたい。
とても恋人に言うような言葉ではない。
だが、目の前の恋人はそう言った。
なら、そうしてやらないと。
恋人の願いはなんだって叶えたい。
そう思うだろ。
「じゃあ、遥登はそのまま画面見てるだけな」
『え…?』
カメラの位置を変えた長岡は、ずり下げたボトムスと下着の中から自身のモノを取り出し手で軽く扱く。
三条の淫らな姿だけで大きくなったソレは手の中でどんどん硬度を増していく。
『っ!』
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