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第1251話

「な、んで……」 『んー? だって、いじめられたいんだろ? だから、遥登は見てるだけ。 触んなよ』 長岡から送られる視線にゾクリとした。 まるで、あの日のような目だ。 その目に逆らえない。 自分は触れず、長岡は気持ち良さそうに扱いている。 大きなソレは大きな手の中でビクビクと震えながらどんどん大きさを増していく。 きっと固くなっている筈だ。 気持ち良さそうにしていて知らず知らずの内に息が上がっていく。 自分も扱きたい。 気持ち良くなりたい。 アレが欲しい。 枯渇する身体には、乳首への刺激のみ。 あとは視覚と聴覚だけなんて生殺しだ。 『はは、見られてると興奮する。 ……ハァ…遥登の気持ち分かんな』 「……っ、」 下っ腹が痛重くて、ジクジクする。 『見てくれてるか。 ほら、もうこんなガチガチ。 格好悪いだろ』 「そんな…こと…ないです……」 あ… まずい事に後孔まで疼きはじめる。 ソレが欲しい。 ソレを入れてもらえるんだろ、と身体が準備をする。 はしたない身体に羞恥心が沸き上がる。 じわっと涙が溢れてくるが、溢したくはない。 それじゃあ、狡いから。 泣き脅しなんてスイッチの入った長岡には効果がないと解っていてもしたくない。 ただ、目の前の淫らな姿に勃起する事しか出来なかった。

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