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第1266話
「3つ目の前に、1つ出しな」
余程焦れていると分かる目で見詰めてくるが、今日はそういうプレイだ。
焦らしに焦らして、頭がどうにかなりそうになるまで焦らしたい。
頭の良い三条が本能に飲まれる姿は扇情的だ。
理性に隠された欲はドロドロで深い。
それが見たい。
「出せよ」
『……はい』
マゾヒストな恋人は、無情な言葉にも素直に従い従順だ。
ゆっくりと引抜きはじめた。
三条も排泄紛いの行為にも性的快感、そして喜びを感じている。
タオルを口に宛がっても、声の甘さは隠しきれていない。
掠れた声がとても色っぽい。
ぷくっと膨れたアナルからボールが吐き出される様はとても淫らで、扱く手が止まらない。
「あーあー、パクパクさせて強請って。
そんなディルドで遊ぶの好きか。
次のデートは乳首クリップだけじゃなくてケツにも玩具突っ込んどくか?」
『ぁ…』
とろんとした目は嬉しそうに揺れている。
本当に好奇心が強い。
普段の品行方正な姿からは想像も出来ない、目の前の姿を見られるのは自分だけだ。
そんな独占欲が手淫をより気持ち良くする。
「ケツも気持ちくなって、遥登歩けっかな。
まぁ、でも、遅れたらリード引くけどな」
『ほん、とに…?』
「さぁ?
遥登次第」
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