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第1272話

細いけれど確実に体内を貫く玩具に、上がる息が隠せない。 こんな長岡のモノよりずっと細くて軽いモノなのに。 物足りなくてたまらないのになんでだろう。 「は、……入り、ました」 タオルを外せば自分が思っていた以上に息がアツくなっていた。 真冬なのに夏みたいだ。 『お利口さん。 沢山焦れたし、好きに動かして良いぞ』 そして、こう付け加えた。 『俺にされてると思って動かせ』 自分がそれで感じると解っていての発言。 にっこりと頬笑むその顔は満足そうで、きっとこれから一層深くなる。 正真のサディストだ。 「ん…ん、…」 『きもちーな』 気持ち良い。 玉が括約筋を刺激するのも、見られているのも気持ち良い。 眉を下げて泣きそうな顔で必死に手を動かす。 陰茎はダラダラとカウパーを垂らしはじめ、玉はパンパンで精液がぐるぐるする。 そこを無視してアナルだけを弄るのがこんなに快感だなんてマゾヒストはなんでも甘美になるのか。 なら、自分達の相性は最高だ。 「ふ…ん、……ん」 『ぐっちゃぐちゃ。 自分でケツ弄んのそんなに気持ちいかよ。 妬けんな』 「…ぅ……ん…ん」 『頭振ったって、ケツ見たらわかんだろ』

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