背後でゴソゴソと動く気配があり振り返ると長岡がしゃがむところだった。 「正宗さ…っ！！」 足元にしゃがみこむと一息に下着を下ろされ、長岡はソコへ顔を埋めた。 「ちょっと…っ、あ、舐めたらっ、」 拘束された腕はしっかりとくくりつけられ腰を動かすしか出来ない。 だけど、腰を動かすと顔に押し付けるようになってしまいすぐにそれをやめた。 表面を舐めていた舌が、後孔をつつく。 そんなところに感じる滑りも体温も恥ずかしくてたまらないのに、同じだけ興奮もしている。 こんなの駄目だと頭がブレーキをかければかけるほどふしだらになっていく。 「あ…あ……」 臀裂を割る指に力が入りくっきりと割られたソコは、行為の甘さを楽しんでいる。 早く、早くとヒク付くついているのまで分り三条は全身─それこそ尻まで真っ赤だ。 「きた、…きたないから……ん…ン、」 「シャワー済ませてきたのにか？ しっかり洗ってんだろ」 そうだとしても、決して綺麗な場所ではない。 グリグリと綺麗な顔を押し付け舐める長岡は、またもローターの動きを変えた。 先程のランダムらしく、声を殺しきれない。 「はぁ…あ゛…っ、あ………ﾊｯ…ぅん、」 この刺激に弱い、と思えば振動が替わりもどかしくなる。 そしてまた好きな振動へ。 このローター、やばい…… ランダム……きもち……… 「すげぇな。 ナカから音聴こえてくる」 「じっきょ、しないでくださ…っ」 この状態で実況なんて、どんなえろ漫画だ。 自身の体内にある分には音がするものだと理解しても、他人に聴かれるのはやはり恥ずかしい。 そういえば、授業中使われた時も隣に音が聞こえていた。 そんな風に意識を少しずらした時だった。 ピりッた固いビニールが敗れる音がして、すぐにアナルに細長いものが侵入してきた。 「ぅ……、あっ、あッ…は……あ゛ー…」 指だ。 コンドームを嵌めた指が侵入してきた。 しかもローターを内壁に押し付けてくる。 前立腺に押し付けられたら、たまらない。 まるで剥き出しのやわらかい箇所を弄られているようだ。 脚がガクガクして声を殺すのがやっと。 いや、奥歯を噛み締め耐えているので精一杯だ。