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第1307話

三条の締め付けで避妊具が外れてしまわないように指で押さえながら引き抜いていく。 ぬぽ…と抜け出ると寂しいとばかりにアナルがヒク付いた。 勘違いも甚だしいが、そう思うくらいは許して欲しい。 「あ、の…」 「ん?」 「…………え…と…」 喘ぎ掠れた声で困ったような声を出す。 言いにくい事か。 いまだ腸内で動いているローターの事だろうか。 イったばかりの身体には刺激が強いか。 ポケットに手を突っ込みコントローラーの電源をオフにした。 「あ、ありがとうございます…。 あの………それ、……ごむ、ください」 「ゴム?」 鞄に新しい物があるからやるよ、と言おうとした言葉に三条の声が被さった。 いつもは話終わってから口を開くと子が珍しい。 背後を伺う姿がまたえろい。 「それ、が……いいです」 「これ? 使用済みのか?」 頭がコクンと揺れるとサラサラした髪の間に真っ赤になった耳が見える。 「一応聴くけどなにすんだ」 「………」 「はーる。 聴くだけだって」 「………舐め、たい……です」 恥じらい方から言い方まで100点満点に花丸まで付けるほど自分好みのもの。 「駄目、ですか……?」

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