「まだ飲むな。 遥登が欲しいって言ったんだ。 お利口に出来るな」 口を開けたまま首肯く恋人の服の中へと手を忍ばせ、肌着の上から乳首を摘まんだ。 きゅっと摘まみ上げ故意に刺激する。 思わず飲み込みそうになるのを堪え、刺激を逃がす三条は肩を震わせている。 布ごと引っ張れば、溢さないように口を閉じた。 それでも飲み込むことはしていない。 従順でいじらしい。 だから、酷くしたい。 精液なんて、あんな不味い物を口に含み飲み込めも出来ないなんてどんな気分なのだろう。 ま、見れば分かるか。 「う゛……う゛……」 「ははっ、ほんと良い子だよな」 自分の喉から出る声はあまりに冷酷で、サディズム。 だが、そんな声を聴いて三条の目は蕩けている。 自ら食ってくださいと熨斗まで巻いてくる三条はマゾヒスト。 なら、相性は抜群だろ。 「は、あむえはん……」 抱き締めながら乳首を弄り続ける。 三条の好きな天辺も指の腹で撫でた。 しっかりと勃ち上がったそこを何度も。 たまらないのか、三条は背中を丸めて逃げようとする。 「まだ、だぁめ」 「う……うんっ、」 誰が止めてやるか。 こんなに楽しい事を。