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第1355話

気持ち良いで頭がいっぱいだ。 こんなにも恥ずかしいのに脳内からなにか危ないモノがドバドバ溢れ出てくる。 「…ま、……まさっ、」 先走りもドバドバ溢れ出る。 陰茎も馬鹿になったみたいだ。 「まさ……ぁ…」 『そんな呼ばれたら、たまんねえよ』 その内、長岡も下を扱きはじめた。 目尻を染めた顔は色っぽく、アナルが反応してしまう。 セックスしたい。 長岡と、セックスがしたい。 ベッドの足元へと移動させたリュックへと這うようなカタチで手を伸ばす。 確か、ここに… 取り出したのはディルド。 前回の駄菓子屋のゼリーのような物の色違いだ。 それを口元へと運ぶ。 雄の目を真っ直ぐに見詰めながら。 自分でも、こんなのあさまいと思う。 それでも、理性より本能の方が勝る。 だって、アナルの快感を頭が覚えているから。 あんな気持ちの良い刺激、忘れられるはずがない。 全身がビリビリして、蕩けて、長岡のモノだと強く感じる。 そんなしあわせを味わった事がないなんて勿体ない。 『ソレ、使うのか?』 「い、い……ですか」 『良いよ。 沢山気持ちくなって、えっろい顔見せてくれよ』 「おかず、に、…してくれますか」 『ん。 する。 むしろ、主食だろ』

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