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第1368話
『手ぇ止めんな。
もっとイけ』
ウエットはドライとは違って何度も連続でイけない。
賢者タイムだってある。
インターバルが欲しいのに、手が動く。
長岡の言葉に従うように勝手に。
そこに自分の意思なんてものはない。
長岡の声は絶対だ。
そう躾られたから。
「ぁ、……ぅ゛……ん゛…っ」
小さな声は宛がった長岡の服に染みていく。
『いー声。
俺も、イきそ…』
イくところ、見たい…
目尻を染め、快感に歪めた顔はとても男くさくて色っぽい。
その顔だけで軽くイけるほどだ。
なんとか背中を壁に付け身体を支える。
気怠いが、見たい気持ちの方が勝つ。
そのまま荒い息を整える事もせずに陰茎を扱き続ける。
だけど、それだけでは済まなかった。
身体が目の前の男を求める。
「……ん、………ん、」
思わずアナルに指を入れていた。
細くて物足りないが、指が止まらない。
自身の精液を潤滑油にアナルでも自慰をする。
長岡もソレを見せ付けられアナルが疼く。
いつも入れられていたあの大きなモノが欲しくてたまらない。
入れてもらえないと分かっているのに、身体が準備をしてしまう。
『はっ、えろ……』
「ぅん…っ………ぁ…」
『イきそ……やべぇな』
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