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第1370話

精液を潤滑剤の足しにし、深く指を入れた。 ローターの刺激も合間って気持ち良くなるのは早い。 「んんっ、…ッあ」 『あーあー、そんな乱暴にしたら傷付くだろ』 「だ………てっ、……」 足りない。 自分の指とローターなんかじゃ全然足りないんだ。 確かに指でもローターでもイける。 だけど、同じ絶頂でも長岡が与えてくれるものはもっととびっきりに甘くて特上で、夢のようなしあわせだ。 それがもらえないなら、せめて激しくイきたい。 どうせ替わりなのだから。 媚びた視線に受けながらも、1度吐精して長岡には余裕があるようだ。 こんな簡単な媚には諂わない。 『俺の遥登なんだから大切にしろって』 色気駄々漏れの今の長岡に言われるのはゾクゾクする。 こんなの狡い。 こんなの簡単に気持ち良くなってしまう。 「ぁ、ぁ…っ、………ぅんン」 恥ずかしいイき姿を見られてしまう。 足の指を丸めたり伸ばしたりイくのを我慢するが 、ローターは刺激を弱めたりもせず刺激し続ける。 指を緩めたところでの話だ。 いつまで我慢出来るだろうか。 『すっげぇえろい格好して』 もう長岡の言葉に反応するのがやっとだ。 自身がどんなあさましい格好をしているか、考えられない。 そんな事よりアナルと陰茎への刺激が良い。 頭が馬鹿になっている。 考えられない。 セックスでいっぱいだ。

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