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第1415話

出来上がった型にシリコンを流し込み、放置の間に三条は下半身を落ち着かせる為に浴室へと籠った。 ……勃ってしまった… 抜くならトイレが良いけど、冷やせば治まるか…… 先走りが滲んだ下着は、長岡が洗濯をしておくと言うので甘えさせて貰い、部屋に置いてある下着を着替えに持ってきた。 長岡の洗濯物と一緒に洗われたそれにまで興奮しそうなのは、若いからだけではない。 あ、正宗さんも洗うよな…っ 早く済ませねぇとだ 専用の物と言っても薬品には変わりない。 せめて濯ぎたいだろう。 お尻拭き用のウエットティッシュがあるが、長岡が使うとは思えない。 その時、背後の脱衣場でカタンっと小さな音がした。 「悪い。 洗濯のボタンだけ押させてくれ」 「はい……」 水にお湯を混ぜたシャワーを股間に当て冷やしながら答えるのはなんとも言えない気持ちになる。 「あの、正宗さんも入りますよね…?」 「一緒にか?」 「え、……え…と……」 「入っても良いなら脱ぐけど」 逞しい裸体を思い出してしまい、また勃った。 「……っ」 「嘘うそ。 遥登出たら軽く下だけ洗うよ」 長岡が脱衣所から去るとその場に踞り、あさましい身体を落ち着かせる。 はぁ……、チョロすぎだろ……

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