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第1426話

足を汚す精液。 粘度のあるそれがゆっくりと伝っていくのにすら感じてしまう。 ゆっくりと熱を上げられた身体はアツく敏感だ。 それだけの刺激さえ具に拾い上げてしまう。 だけど、これ以上は本当に止まらなくなる。 ブレーキが効く内にやめなければ、歯止めが効かなくなる。 いや、壊れる。 「あ゛ー…」 賢者タイムに入った長岡は雄くさい声を出した。 三条は舐めるのを止め、そんな恋人を見下ろす。 大方、自分の足に腰を押し付け吐精した事を反省しているはずだ。 気にしなくて良いのに。 そうして欲しいと願ったのに。 伝い落ちそうなソレに指を伸ばそうとした、その瞬間。 「……舐める」 「え…?」 「舐める」 顔を上げた長岡は足首を掴むと、べろっと舐めた。 大袈裟なくらいビクッと跳ねた三条に構いもせず舌を這わせ続ける。 足の指や股までねっとりと。 「なっ、汚いですからっ」 「汚したんだから拭わねぇとだろ。 自分のなんて不味いだけだけど、遥登舐められんなら舐める」 なんか、舌遣いがえっちぃ… やばい、かも…… 「洗いますから……、ん」 「後からな」 下着は濡れているしそれを隠せるのはシャツのみ。 勃ったら丸見えだ。 長岡の位置からなら尚更。 既に1枚下着を洗濯させているのに、もう1枚なんて出来ない。 流石に申し訳なさすぎる。 「足の股なんて駄目ですって…っ。 拭きますから……ぁ…」 「感じる癖に」 「それは、」 ぺちゃっと時折水音がするのも恥ずかしい。 それに、どうしても汚い方が勝ってしまう。 先程入浴したとは言え、やっぱり足なんて綺麗な箇所ではない。 それなのに、こんな風に丁寧に舐められると…その…………勃起してしまう。 する自信しかない。

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