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第1471話
動物の交尾のようなセックスに興奮が隠しきれない。
腰を掴む力強さや、後ろから聴こえてくる荒い息遣い。
膝を着いているので律動で擦れ微かに痛むがそれすらスパイスだ。
「あ゛……っ、あ゛……あッ」
「声、でけぇよ。
隣に聞こえんぞ」
咎めるような事を言いつつも楽しそうな声。
辱しめる為だと頭では分かっても、身体は熱をもつ。
こんな事にすら感じる身体が恥ずかしい。
「ん゛っ、……ん゛、」
「ははつ、じょーず」
腕に口を押し付け押さえ付ければ、そのままな、と頭を撫でられた。
冷たくて大きな手が自分に触れている。
この1年の殆んどの時間、我慢していた体温。
それだけで嬉しくて興奮してしまう。
うれし……
ケツもきもち…い……
「なぁに興奮してんだ。
んな、締めんな……、よ」
「ぅ゛ン゛ッ」
グンッと突き上げられた刺激で奥の弁が次はココかと期待しはじめる。
だけど、ソコを満たすのは長岡のモノだけではない。
腹を突かれる度にギュルギュルと酷い音がする。
ゴロゴロと腸が動く。
気持ち良い。
確かに快感は感じている。
だけど、同時に感じる便意も凄い。
もうぶちまけてしまいそうだ。
腹から力を抜いたら長岡にかけてしまう。
それだけは駄目だと必死に堪えるのだが、長岡は下品な腰遣いをするばかり。
まだ準備の最中のはずなのに、なんでハメられているんだろう。
頭の奥のどこかはやけに冷静だ。
「ン゛ん…っ、は……あ゛ぐ」
腕の肉──僅か過ぎて骨と皮を噛んだ。
「イ゛……」
腹が痛いのにイってしまいそう。
どうしたら良いのか分からない。
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