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第1475話
浴室へと戻ってくるとケツを洗われた。
ケツを突き出し、ボディーソープで擦られ、シャワーで洗い流す。
60年後は絶対に自分が長岡にしようと心に強く決めた。
懇切丁寧に丁寧に洗って拭いてあげたい。
「あの、」
「ん?」
「正宗さんの、洗います」
「俺はケツ汚れてねぇよ?」
「ケツじゃなくて…………、ちんこです」
ゴムをしていたとはいえ排泄物に塗れた事には代わりない。
というか、それでもガチガチに勃起していて本当に愛してくれいるんだとな痛感した。
便で痛感するなんて思わなかった。
「もっかいすんのにか?」
「……舐めたい、ですから」
「そっちが本音か。
良いよ。
洗ってくれ」
浴槽の縁へと腰掛けて貰い、泡立てたソープで撫でるように洗う。
もうビシャビシャに濡れてしまったボトムスは脱衣所になげられたまま。
「手付き、やぁらし。
今度は、ソープごっこもしような」
「ソープなんて、行ったことないですから…分かりません…」
「俺が教えてやるから大丈夫。
覚えんの得意だろ」
その手付きも俺が教えた好みの触り方だし、と艶っぽく微笑まれ胸がドクドクと騒ぐ。
カリや裏スジを中心に玉まで丁寧に洗うのは確かに長岡に教わったものだ。
『ほら、こうやって洗うんだよ』
『あ…っ、やらし……ぅん…』
『喘いでねぇで覚えろって。
こうやって、こう。
それから玉もな』
『……ンんっ』
後ろから抱き締められ実践で教わった事を思い出してしまい、勃ってしまった。
「そんくらいで良いよ。
待ちきれねぇみてぇだしな」
「そんな事は……」
「あ、じゃあ、また浣腸しながら洗うか?
俺はどっちでも良いけど」
シャワーを手に取った長岡に頭を振るが、陰茎だけは違う動きをする。
自分の意思で止められない。
ソコだけが素直に長岡に甘える。
「洗いながらで良いからな。
腹の力抜け」
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