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第1478話

目を見ながらケツから水を吐き出した。 恥ずかしいのに陰茎は一向に萎えず、先走りを垂らしている。 「…、……」 「ほんと、たまんねぇ…」 ポタポタと垂れるのはケツから陰茎からか自分でもよく分からない。 前は長岡のシャツに触れているから、そこの筈はないのに。 だけど、ケツからそんな音がするのも信じたくないほど恥ずかしい。 女の子みたいに濡れない器官だから、自身で解したりある程度は慣れてきたつもりだ。 つもりだけど、見られていると段違いに感じてしまう。 違うっ、感じるじゃなくて、……その…………恥ずかしいだからっ。 「もう出ねぇか?」 「……ん、」 出るものがなにもなくなると、長岡は身体を軽く揺さぶった。 もう抵抗する気もない。 もうなんでも良い。 漸く準備が終わった。 長岡とセックス出来る。 そちらに意識をやった方が楽だ。 クタ…と胸に身体を預けると背後でガサガサと音がしたが首に顔を埋め続けていた。 やっと、出来る… ディルドでも良いから正宗さんと 大好きな人と触れ合いたい。 ただそれだけでここまで準備をするんだ。 こんなの愛してなきゃ相当のお金を貰わなくては割に合わない。 なんて、長岡に言ったらどんな反応をされるのだろうか。 長岡のにおいのするタオルにくるまれ、その本人に抱き締められ暫く息を整えていると、ふいに冷たい手がケツに触れた。 クィッと尻裂が割られアナルを探るように手が這い回る。 ゾワゾワした快感がソコから尾骶骨、尾骶骨から背筋を登って頭をビリビリさせる。 「……ぅ、ん」 そして、その指が孔をくぱっと割り拡げた。 中心に触れる硬いものは、冷たくはないがやわらかくもない。 つまり、指ではなくて。 「ぇ、ぁ……」 「こんだけじゃ、物足りねぇ?」 目の前に晒される器具シリンジでいつの間にかローションを仕込まれた。

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