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第1489話

尿道に残っている精液を処理しているだけなのに、長岡にイかされた身体はそれを快感として拾う。 こんな作業じみた事さえ気持ち良い。 「は…っ、ぐ……ぅ」 残滓を絞り出すと、目の前のエグいものに塗り付ける。 ゴムの中でミチミチになっているモノは窮屈そうだ。 そうでなくとも大きなソレ。 感染症がなければこんな窮屈か物の中に詰まる事もなかったのに。 キツくはないかと、そっと撫でた。 「んな触り方して、やらしー」 チラリと一瞥すると、気持ち良さそうに目尻を染めていた。 気持ち良くなってくれているのだと分かり安心する。 「きもち、ですか…?」 「あぁ。 すっげぇ、きもちい」 自分の精液が纏わり付く大きな陰茎を、大きく口を開けて迎え入れた。 愛おしい。 同じ男のモノなのに、愛おしいと思う。 いつも自分を気持ち良くしてくれるコレ。 快感をくれ、最高にしあわせな気持ちにしてくれるコレ。 青臭い自分のモノなんて気にせず、ねっとりと舌を這わせ舐めしゃぶる。 早く、長岡の精液が欲しい。 その為にコンドームを破ったんだ。 「ははっ。 急にやる気だして、どうした」 「んん、ぅ……ん、」 「精液、欲しい?」 「ん、んっ」 上に乗り上げる男の色気にアナルが疼く。 舐めながら、オナニーをしてしまう。 すっかり精液を吐き出した自身のソレから手を離すと、アナルが銜え込むディルドに触れた。 ゆっくりと奥を突くように押し込んでは離す。 「あーあー、オナニーまではじめちまって。 やっとスイッチ入ったのかよ」 「んう、……ん、…ぁ」 長岡のを口にしているはずなのに、アナルも長岡のモノで満たされている。 どこもかしこも長岡でいっぱいだ。 なんて贅沢。 「先ばっか舐めんな。 やべぇって」 イッて欲しいのだから、これで合っている。 そう目だけで問いた。 それに対して返ってくるのは挑発的なもの。 とてもえっちでとまらない。 手の動きを止められない。 同じように長岡に気持ち良くなって欲しくて、竿を扱く。 根本から口元までだが、カリとは違う刺激だ。 「は、やベえって……」 もっとやばくなって。 早く飲みたい。 飲みたい。 すべての動きが早さを増す。 「……飲ませてやる。 溢すなよ」 うんうんと頷く頭を押さえ付けられ、喉奥にぶっかけられた。 「ゴッ………ごぼっ…ご……」 咳き込みながらも飲み込んだ精液はとても甘美な味がした。

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