グッグッと腰を押し付けながら奥を刺激する。 Ｓ状結腸を刺激される感覚は分からないが、三条の様子をみるにすごいものなのだろう。 頭を振り乱し、その中に存在する莫大な刺激をその身に受けドライを決める。 逃すことの出来ない刺激を、こんな細い身体で受け止めるなんて余程深い愛情を持ってくれているだ。 だからという訳ではないが、優しくしたいのに出来ない。 興奮し熱された身体は言うことをきいてくれない。 ガツガツと喰ってしまう。 セックス覚えたての餓鬼かよ…… 「でないっ、でない…っ……もっ…あ゛ッ」 あと少し。 「あ゛あ゛……ッ」 あと、少し……。 「またっ、……い゛っ、い゛っ」 「う、……く、」 グーッと腰を押し付け射精する。 ゴムの裂け目からドクドクと出き出すのが馬鹿みたいに気持ち良い。 すごい量の精液が出る。 中学生かと思う程だ。 「ぅ゛……ぅ゛……」 吐き出されるのが分かるのか三条が低く呻いた。 それでも、押し付けた腰は奥を割り広げ奥を目掛ける。 「……きもち、」 せめて、それを伝えなければ。 オナホ扱いではないと伝えなければ。 「ぅ゛……ん、ん」 出しきると、今度はそれを塗り付ける。 腸壁へのマーキングだ。 自分のにおいに塗れてしまえ。 腹の中からだ 脚を押さえ付ける手の力を抜くと、ズルズルとソファに倒れ込んだ。 バスタオルを被った頭から、その細い身体を抱き締めた。 「愛してる」