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17.
息に合わせて、白い腹が上下している。
オレは海老沢の膝を立てて外に開き、閉じきらずにひくひくしている孔をゆっくりと埋めた。
息声だけを漏らした海老沢にのしかかるように、身体を倒す。
耳朶を口に含むと、オレのを包む中の肉が、ぎゅっと締まった。
「なぁ、なんで、そんながんばっちゃってんの?イかせてって言うの、そんなに恥ずかしい?」
息がかかるように耳元で話しながら、かき混ぜるように腰を回す。その動きのついでに、濡れた海老沢のに下腹をこすりつけた。
「あんま我慢してっと、ちんこ破裂するかもよ?」
「誰のせい…… だよ…… っ」
海老沢が、オレから耳を逃がすように、頭をずらした。
オレはその頭を捕まえて、手のひらで耳を塞ぐ。反対の耳に、唾液を絡めた舌を挿し入れて、穴を侵す。水音で満たして、海老沢の頭の中を深海に沈める。
そこに、オレの声を流し込んだ。
「おまえだろ。おまえが、イきすぎるからちんこに触んなって、言ったんだろ?」
「そんな、こと…… っ」
「言ったよな?オレがいろんなとこに触るから、ダメなんだって。」
今日は海老沢を脱がせてから、もう1時間半は経ってる。脱がせて、寝かせて、触って舐めて。
ケツは最初からモロ感だったくせに、海老沢が乳首で感じるようになったのはホントに最近だ。
くすぐったがるばっかで「そこはホント違うから!」って言い続けるのを宥めすかして、ちんこいじりながらしつこく舐めたり指で転がしたりして、やっといい感じになってきた。
そこが気持ちいいとこだって、オレが教え込んだオレのもの。
先月くらいから、乳首だけを触っても腰が動くようになってきて、それを認めたくない海老沢が我慢する顔がかわいくて。
今日はゆっくり時間かけて、可愛がって気持ちよくさせてやろうと思ってた。
けど。
耳と、上顎のへこみと、乳首。それから、首筋にへそ、腰骨。イイところを少しずつ指と舌で触りながら、挿れてゆっくり擦って前をしごいたら、海老沢はすぐにイッてしまった。
オレとしてはそういう感度いいとこもすげぇ好きで。別に何回でもイけばいいんだし。
だからニヤニヤしちまったんだけど、そしたら腕で顔を隠したこいつが言ったんだ。
「おまえが…… いっぺんにいろいろ触るから、だろ…… 」
上がった息の間から。
「おまえは、こすれてんの、ちんこだけじゃん…… 俺だけこんな、いろいろ、されたら…… そりゃあ先に、イく、だろ…… 」
やぶ蛇だとも知らずに、海老沢が言うから。
それもそうだな、って、俺は同意した。
「じゃあ、今度はちんこには触んねぇでしてやるよ。ついでに、早くイきすぎないようにしといてやるから、イきたくなったら、言えよ?」
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