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「軽くイっちゃった?可愛かったけど、勢いつけて一気に入れすぎたかな。大丈夫か?痛くない?」
「大…… 丈夫、だけど、もぉ、自分では無理、かも…… 」
加減ができず、一度にたくさんのゼリーを押し出しすぎてしまった俺の手から、本郷がパックを取った。
「あー、これ半分くらい一気にいったな…… 」
軽くなったパックを振りながら、本郷が呟く。
ちんこがじんじんして、まだ頭がぼぅっとする。でも、がんばったって言ってもらえたことが、なんだかすごく嬉しい。
「俺…… もっと、がんばれる、から…… 」
もたれてた身体を少し起こして、パックを持つ本郷の手を、股間に導いた。
「残りは、本郷が入れて……?」
鏡ごしに見る本郷が、びっくり顔で固まって。それからニヤァッと笑った。
「おねだり、したな…… ?」
「違…… だって、もう自分じゃできないし…… 」
そう言っても、本郷はたぶん聞いてない。俺を片腕でギュッと抱きしめて、後頭部に鼻を埋めてすりすりした。嬉しそうにニヤニヤしてるから、まぁいっか…… って思ってたら、本郷がオレの手を掴んで、口の前に運んでべロッと舐めた。
「じゃあ残りはオレが入れるから、代わりに海老沢、自分で乳首いじってて。」
「は…… ?」
濡れた指先を本郷が操って、俺の乳首を擦る。触ってるのは自分の指なのに、そこを刺激されると身体はすぐに反応してしまう。
「そ、んなん…… 」
「だってオレはゼリーで手一杯だからさ。お前の手、これ今からオレの手な?ほら、右手も、舐めるからこっち来て。」
「うーー …… 」
仕方なく手をあげると、3本の指を舐められた。目で指示されて、濡れた指を胸に下ろす。
「オレの指だと思って、ちゃんと乳首可愛がってな?自分が気持ちいいように動かせばいいから。できるよな?」
耳元で囁かれたら、頷くことしかできない。
俺の頬にキスをした本郷が、ゆるく腰を動かしながら、上向きにさせた俺の先っぽに飲み口を挿す。揉みほぐしながら絞るその手に押し出されて、冷たいゼリーが尿道を遡ってきた。
「ん、んぅーー 」
「手、ちゃんと動かせって。摘んでクリクリするだけでいいから。」
「は、あん、ん…… っ」
「そう、それでいいよ。たぶんそろそろ、膀胱到着、かな…… 後ろ、すげぇヒクヒクしてる。もうゼリー、前立腺擦ってんの?」
前立腺がどんな形かなんて、調べたことないけど。
本郷が腰を動かすたびに、尿道に詰まってるゼリーも揺れる感じがして。熱い本郷のと冷たいゼリーで挟まれて、前と後ろから、ダブルでそこを擦られてるみたいな…… 怖いくらいの快感に、身体が揺れる。
「あ、あぁ、んぁっ!」
押されたゼリーが、壁を突き破って奥に入っていく。普段は出るばっかりのところにどんどん押し入ってくるゼリーが、ちょっと痛くて、怖くて、なんでこんなに気持ちいいのかなんて、全然分からない。
溺れたみたいにバタバタした手が、捕まるところを見つけて本郷の腿に爪を立てる。本郷は俺が喘いでも気にせず、薄く笑いながらゼリーを最後まで絞り出した。
「ん、んん…… っ」
押し出されたゼリーが膀胱に落ちて、流れが止まる。余韻で震える俺の手に、パックを離した本郷が手を重ねた。
「乳首が寂しそうにしてるけど、この手はどうしちゃったのかな?」
「だって…… 無理、あれほんと…… 」
いつ手を離したかも覚えてない。前にウィダニーした時は後ろには指しか挿れてなかったから、ここまでの圧迫感じゃなかった。何が何だかわからなくなっちゃうのに、自分で胸なんかいじっていられない。
「んー、じゃあまぁ、今日はいいか、オレがする。『オレの』乳首だしな。でもそしたら、ちんこしごいてあげられないから…… 」
俺の顎をとって正面に向かせると、本郷は王子様みたいな顔で鏡ごしに微笑んだ。
「また後ろでイけるように自分で腰振って、いいとこに当てて擦れよ?そんで鏡から目ぇ離さないこと。おけ?」
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