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Page48:すしない

「は、あっ、はぁっ…、」 「二回目なのに、いっぱい出たね。」 俺の腹から精子をすくい取り、それを見せるように指に絡めては笑う。その光景を呼吸を整えながらぼーと見ていた。 「は、ぅ…、しゅんく、ん…もう、むり…。」 「まだ終わってないよ。僕も、そろそろ限界。いれていい?」 「え……、っひゃッ!?」 瞳をギラつかせながら閉じかけてた俺の脚を左右に開き、ゴムが付いたシュンくんのご立派なソレを、俺の穴にぐちゅっと当てる。その感触で、一気に冷静さを取り戻した。 「ナオくん、力抜いて…。」 「しゅ、しゅんく…っ!?むりっ、それはむりだよ…っ!!」 「大丈夫だよ。」 果てたばかりの体は、思うように力が入らない。 でも必死に抵抗を繰り返し、シュンくんの侵入を阻止しようと頑張る。 「や、や、はいんないっ!待って、ねえっ!」 「痛くしないから、力抜いて?」 「や、め…っ、ぁ、ほんとにっ!」 「ナオくん、かわいい…。いい子だから、僕を受け入れて…。」 シュンくんも本当に限界なんだろう。いくら俺が言っても聞こえてないし、届かない。「大丈夫」「力抜いて」「痛くしない」と、優しい声で俺をあやしながら徐々に腰を進めた。 「あっ、や…、嫌ッ!シュンくんっ!!」 「…っ、…ナオくん…?」 先端が俺の中に侵入してきた瞬間、耐え切れず悲鳴に近い叫びを出す。その声にビクッと肩を揺らし、シュンくんは我に返った。 「ぅ、ぅぇ…っ、」 「ナオく…、」 「しゅ、く…こ、わい…っから、やだぁ…ッ!」 涙をポロポロと流す俺を見たシュンくんは、急いで腰を引いて離れる。 「しゅんくん…っこわいぃ…!」 「あ…、」 「俺の声、ちゃんと聞いてよ…っ!」 グスッと鼻をすすり、シュンくんを見つめる。 「ナオくん…。」 「いれるの、こわいって、言ってる…っ!」 「…うん。」 「待ってって、何回も言ってるのにっ、」 「うん、ごめんね。」 「しゅんくん、目、怖かった…っ、」 「うん…、怖がらせてごめんね。」 申し訳なさそうに眉毛を垂らし、謝りながら俺の頭を撫でるシュンくん。 「…もうしない?」 「ん?」 「今日はもう、入れたりしない?」 「え……。」 だが、そんな手も俺の言葉でピタリと止まる。 流石に自分が酷いことを言ってるってわかっている…けど…。 「…するの?」 シュンくんのアレは、もはや凶器。俺の小さい蕾に入るわけない!そりゃ俺だって男だもん。わかってるよ、こんな中途半端で止める辛さは。 「す……、……しないよ。」 けど俺はもう、怖じ気付いてしまったんだ…。 でも、シュンくんだけ生殺しにするのは流石に心が痛む。 「しゅ、んくん…?」 「…うん?」 「手か、口…で、しようか…?」 「え…、あ、いや…。」 「…あっ!それかシュンくんもお尻ヤッてあげようか!?」 我ながら名案!と、ニコニコしながら、どう!?と問いかける。 「…ナオくん。」 「うん?」 「後ろ向いて、四つん這いになってくれる?」 けれどニコッ返ってきた笑顔は、何故かとてもドス黒く。 「へ……?」 「なに?言うこと聞けないの?」 「…いえ、やります…、やらせて頂きます…。」 そんな笑顔に威圧された俺は、言う事を聞かざるを得なかった。

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