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Page140:余裕のよっちゃん

「んー?もうほしいの?」 前を触られただけなのに、後ろが疼いて仕方がない。 「ぁっ、ほし…っ、いれて…っ!」 シュンくんと繋がりたい。 感じさせて。もっともっと、俺にシュンくんの熱を…。 「…わーお、大胆。」 「も、もう…っ、茶化さないでよ…っ!」 「ははっ、ごめんごめん。」 四つん這いになって、誘うようにお尻を軽く突き出すと、シュンくんは唇を舐めながら前髪をかきあげた。 そしてアナルに、くちゅ…とシュンくんのモノが当てがわれる。 「いれるよ。」 「ん、きて……っぅ、あぁッ!」 ズプッと先端が入り、俺の中を圧迫していく。止まることなく奥まで突き入れられ、俺の口からタラ…と唾液が垂れた。 「ナオく…ん、もう少し、力抜いて…。」 「はっ、はッ、ぁ、む…り…っ、」 これ。この感じ…。 「ナオく…、」 「あぅ、しゅん、くん…で、いっぱい…っ、」 「……ッ、」 少し後ろを振り向いて、あはっというように笑うと、シュンくんが顔をしかめて何かに耐えた。 「そんな締めたら、キツいでしょ……。」 「ん…っ、イかなかったかぁ…っ、ざんねん…!」 「…フッ、余裕だね…?」 なんて言いながら、余裕がない顔で笑うシュンくんにゾクゾクする。 「じゃあ…よゆう、なくさせて…?」 余裕なんて初めからなかったけど、俺でいっぱいいっぱいになってるシュンくんを見たら、なんだか挑発したくなっちゃうよ。 「アッアッ!やぁ…っ、そこ、やば…っ!」 「うんっ?ここ、好きでしょうっ?」 クスッと笑いながら、俺の弱いところをガンガン攻め立ててくるシュンくん。 突かれても抜かれても、シュンくんの動作全てに感じてしまい、体に力が入らない。部屋に響く卑猥な音も、今の俺には興奮材料でしかなかった。 「ぁ…っひ、ぁあっ!」 「…ん、ナオくん、イッちゃったね?」 全身が異常なまでに敏感で、ビクビクと震るえながら絶頂に達した。 「…っ、あ…!?」 「ほらほら、ナオくん。まだ終わってないよ。」 「っぅ…ッ、待っ…アッ、あっ!」 射精中にも関わらず、シュンくんが激しく動き出し、見開いた目にチカチカと光が飛び散る。 ゆっくり動かれるだけでも今の俺にはキツイのに、そんな激しくされたら…。 「ひ…っ、やめっ、きちゃ…っ、きちゃうからぁ…!」 それは、射精というより尿意に似た感覚。 「んー…?なにがきちゃうの?」 「や、おねがい…っ、とまっ、も、もれちゃ…っ!」 「もれちゃう?」 迫り上がってくるものに多少の恐怖を感じ、涙目でシュンくんに懇願すると、ピタリと腰の動きが止まった。 「ぁ…っは、ぁ…ッ、」 「ナオくん…。」 「あっぶねー…っ、も、れる…とこ、だった…っ!」 ハァッハァッと肩で呼吸しながら、ホッと息をつく。 「なにが?」 「え…?」 そんな俺に、意地の悪い聞き返しをしてくるのは…。 「なにが、もれちゃうって?」 また良からぬことを考えてるかのように怪しく笑うシュンくんだった。

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