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第28話 激しい一夜
「フェラしてくれないか?」
「え、うん分かった」
ベットに座る睦月の前に跪くと期待に緩く兆している睦月の長大なオスが目の前にあった。晴は手を伸ばしてから口に含むが、大きなオスに晴の口は塞がれて先しか含めない。一旦口を離すと、手を添えて裏筋に舌を這わせた。何度も繰り返して晴が目線を上げると熱い瞳で見つめる睦月と視線があい、少し上気した男らしい睦月の顔があった。そんな顔を見た晴は背中に熱い痺れが走るのを感じた。熱心に両手も使って睦月のオスを愛撫していると興奮してくる自分を晴は感じていた。
「晴、腰が揺れてるぞ」
「うぅん、はぁ~言わないで……」
睦月をなめることを続けながら話す晴の瞳は潤み壮絶な色気を振りまいていた。
「くそっ!」
その言葉で晴の身体はベットに引き上げられた。瞬きを何度も繰り返して睦月を見つめると両足を抱え上げられた。
「えっ、ちょっと睦月!……あ、あぁぁぁ」
いきなりの挿入にもすでに解れている蕾は容易く睦月を受け入れた。激しい律動に晴は夢中でしがみつき、背中に爪を立てた。
「あぁぁ……あん……うんぁ……ぁぁぁあ!」
身体を起こした睦月に晴は腕を引っ張られ、背面座位の体勢に向きを変えられた。
「あ、あぁ、な、なんで~?」
「見てみろ、前の鏡。ほら、色っぽい顔をしているぞ。それに繋がっていると所も丸見えだ」「イヤ、あぁ~鏡イヤだ、ああ~」
そこには身体中が朱に染まり、瞳を潤ませて、深く睦月を咥えこんでいる蕾がハッキリと晴の瞳に写った。
「ほら、動いて。晴、出来るだろう?」
「あぁん……見ないで、あぁぁ……見ないで……お願い」
懇願をしながらも自分の気持ちの良いところに当たる様にしながら、深くまで睦月を受け入れて腰を上下に動かしていた。その身体に手が伸びて胸の尖りを捏ねられる。
「あぁぁぁ……しないで、ダメぇ……動けなくなるぅ~」
合間に強く突き上げられて、だんだん身体は後背位の体勢になり、動きがスムーズになった睦月の腰遣いに晴の身体は震えた。
「キスして……ねぇ、うぅん……あぁぁ……ダメ、イク、イク……いっちゃう~!」
「良いぞ、ほらイケ」
大きな声を出した晴は、睦月の手にオスを擦られて我慢が出来ずに盛大に愛液を吐き出した。
「もう少し付き合ってもらうぞ」
「あぁぁぁ……」
完全に腕の力を失った晴の身体は崩れ、お尻だけを掲げる様な形になって深く突かれた。
「あ、あ……当たる、奥まで……あぁぁ……あん、あぁぁ」
「イクぞ」
自然に湧いてくる涙と口から零れる滴で晴の顔はぐちゃぐちゃになっていた。熱い迸りを受けて、晴ももう一度自らのオスから愛液を吐き出していた。身体から力の抜けてしまった晴の背中にキスの雨を揺らせて、睦月はいくつもの印を残していった。
「もう、無理、無理だから」
ぐちゃぐちゃになった顔を上げると晴は優しくおしぼりで睦月に顔を拭かれた。
「そう言うな、まだまだイケるだろ」
熱い時間はまだまだ続き、晴が意識を飛ばすまでその時間は続いた。
翌日のドライブが無くなったのは言うまでも無かった。
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