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第2話

俺の突然の告白に朝典がぴしっと固まった ヤバイ…自分でもワケわかんない…言うつもりなんて無かったのに… 「…いや!!ごめん!!間違った!!間違いだからごめん!!忘れて…ごめん…俺帰る!!」 そうなのだ…俺はずっと朝典のことが好きだった…もうそれはそれは随分と前から…でも…男同士だし…絶対伝えるつもりはなかった…朝典が無類の女好きって知ってたから…なのに…俺は… いそいそとそこら辺に散らばっているまだ濡れたままの制服をかき集めようと朝典の朝典を引き抜こうともがき急いで着替えようとするが体が言うことを聞かない…やだ…泣けてきた… 「ごめ…帰る…今…帰るから…ごめん…」 朝の顔が全く見られない…怖い…怖い!怖い!!どうしよう!! 「華夜!!」 「あんっ!!」 朝典が俺を逃がすまいと俺の腰を強く掴み己の楔を俺の奥に突き刺す 「あっ!!!…ほんと…ごめんなさい!!あぁっ!」 「無理です。止まれません!」 「あっ…あっ!!いっ…くっ…」 「待って…一緒にいこ?ね?華夜」 「やぁだぁ…やめてぇ!!あぁぁ!!!」 俺が果てたと同時に朝典は俺の中で吐き出した。中がじんわり熱くなる。そしてそのまま俺に倒れ込み深い口付けを繰り返す。強く抱き締められてるから逃れようがない 「んん…と…も…」 「華夜…いつから?いつから俺のこと…」 「…ごめ…気持ち悪いよね…本当に…忘れて!間違いだから!ね?ね?」 「間違いって?誰と間違えたの?」 「いや…間違ってない!いや違う…違うもん…やだ…やだ…」 「華夜!!華夜!聞いて?俺のこと見て?ちゃんと聞いて?」 「んん…抜いて…それ…朝典のそれ…」 「やだ…」 「あぁ!」 もう一度奥まで打ち付けてきた朝典にしがみつくことしかできない… 「とぉもぉ…ごめ…な…さい…」 「…何に対してのごめんなさい?」 「…気持ち悪いこといってごめんなさい…ずっと…好きだったの…ごめんなさい!友達の振りしてずっと隣にいてごめんなさい…」 意を決して朝典を見詰め伝える…あれ…あれれ…? 見上げた朝典の表情は思っていたものと全く違った… 「朝典?」 「…華夜…お前…反則だから…」 「え?え?」

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